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【Netflix】海外ドラマ「SELLING SUNSET」を英語学習の目線も合わせてレビュー!




今回は話題のNetflixドラマ「SELLING SUNSET(セリング サンセット)」のレビューです!

不動産とそこで働く女性陣を中心としたドラマで、「英語学習にも使えそうか」という視点も合わせてレビューしていきます!

Contents

あらすじ

このドラマはロサンゼルスにある、「オッペンハイムグループ」という不動産で働く女性達の物語です。

オッペンハイムグループの公式サイトはこちらから

数億、数十億円もするような物件(豪邸)を扱っている不動産で、女性営業メンバーが顧客と交渉して購入を勝ち取っていきます。

顧客も有名人・セレブばかりで、実際に活躍している俳優、女優も多く出てきます。

リアリティドラマで全て実話に基づいているという事で、試しにGoogleマップで検索したら本当にありました笑

そしてこの不動産を経営しているのは、ジェイソンとブレットの双子になります。

家を売る女性達と顧客のやり取り、会社内での噂や人間関係など、華やかな世界の裏に潜む影や努力が描かれています。

キャスト紹介

主要な登場人物を紹介します。
※それぞれの写真は各SNSから引用しているので、気になる方はリンクから確認出来ます。

クリッシェル・スタウス

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シーズン1で新入社員としてオッペンハイム不動産に入社。

過去は女優やモデルという華やかな経歴もありますが、小さい頃はホームレス生活も経験していた事から、人に対して優しい心を持っています。

プライベートではエミー賞受賞ドラマ「THIS IS US ~36歳、これから~」のジャスティス・ハートリーと2017年に結婚しています。

優しい性格の彼女は、徐々に仕事に慣れていくと同時に、社内の噂話や人間関係で悩みを抱えてしまいます。

とても元気のある彼女が、その中で自分を貫こうとする姿がとても印象的です。

クリスティーン・クイン

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女性陣達の中でもボスキャラ的な存在の彼女。

新入社員のクリッシェルに対して意地悪をしたり、社内の人間関係の中心にいる事が多いなど、女王様という言葉が合います。

しかし、謝る時は素直だったり、誰かを祝う際も積極的に行動するなど、優しい一面もあるので、見ている側も少し混乱しそうになるのが彼女です。

とにかく派手好きで、パーティプランや、衣装、更には普段の仕事で着ている服まで全てが派手です。

車もランボルギーニのウルスに乗っているシーンが印象的で、とても強気な印象を受けます。

次に紹介するメアリーとは仲が良かったですが、ある事をキッカケに関係性は少しずつ変化していきます。

メアリー・フィッツジェラルド

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お姉さんキャラのメアリー。

オッペンハイムでもキャリアが長く、成績も優秀です。

シングルマザーで16歳の時に出産し、2度の離婚を経て、12歳年下のイケメンモデル、ロメインと交際中です。

上司でもあるジェイソンと付き合っていた過去もあり、仕事も恋愛もキャリアが豊富な彼女。

仕事に対しては熱心で、次々と顧客の心を掴んでいき、自分の結婚式当日に販売してしまうほど。

クリスティーンとは仲が良く、一緒にいた時間も長かったみたいですが、少しずつその関係が変わっていき…。

乗っている車はマセラティのグランツーリスモで、こちらも上品で落ち着いた感じが伝わってきます。

マヤ・ヴァンデール

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イスラエル出身の長身美人。
既に結婚をしていて、子育てをしながら仕事をする姿も印象的です。

性格もよく、人の悪口や陰口などは言わず、皆から相談を受けるタイプです。

日々何かしらの人間関係のトラブルが起こる中で、マヤが仲裁しているケースもあり、実は中心的な人物かもしれません。

ヘザー・リー・ヤング

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いつも明るいパーティガール。

モデルやティラピスのインストラクターという経歴も持つ彼女は、仕事でもプロ意識が高く、時々それが原因で他の仲間とぶつかる事も。

仕事熱心で、顧客との関係性を築くのも上手く、元顧客のタレクと婚約しました。

オフィスの人間関係でも立場は毎度変わりますが、その時々でしっかりと自分の意見を持っている女性です。

ちなみに車はフェラーリで、楽々と乗りこなすシーンがよく見られます。

ダヴィーナ・ポトラッズ

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ドイツ出身のモデル。
クリスティーンと仲が良く、素直に思った事は言ってしまうタイプです。

本人は悪気は無くても、状況によっては相手を傷つけてしまう事もあります。

また、クリスティーンとの仲の良さから勘違いをされてしまう事もあるので、彼女の本意では無くても、相手が怒ってしまう事があります。

シーズン2では約80億円する物件を扱いますが、オーナーとの関係や販売状況など、あまり簡単にはいかず…。

アマンザ・スミス

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シーズン2から登場するインテリア会社の経営者。

シングルマザーで2人の子供を育てながら、自身の仕事を活かせる新たな収入源として不動産の業界に入ってきました。

子供思いで、性格はどっしりと構えるタイプ、少しの噂は気にしないという強い心を持っています。

オフィスでも相談を受けたり、話を聞くシーンが多く、お母さん色が強い彼女。

プライベートと仕事の両立が難しく、遅刻もたまにしてしまいますが、彼女のおかげで救われている人は多いはず。

ジェイソン&ブレッド・オッペンハイム

ジェイソンのInstagramはこちらから

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オッペンハイム不動産の経営者の双子。
その実力はハリウッド・レポーター誌が選ぶ、ロサンゼルスの不動産トップ30に入るほど。

個性の強い女性陣を上手くまとめ、時には優しく、時には厳しくと良い上司と部下の距離感を作っています。

自身の家でのパーティも好きで、どちらかの家に大勢の友人などを招いて開催する事も。

ここぞという時の判断力と、リーダーシップがあり、顧客からの信頼も厚いです。

そんな2人でも女性陣のいざこざは大変みたいですが笑

英語学習にはどうなのか

ここからは「英語学習にどう使えそうか?」という目線でこのドラマを分析していきます。

  • 勉強に向いているか(コンテンツの長さ等)
  • どんなジャンルの言葉が使われているか
  • 日常会話ではどう使えそうか

この3つの視点で見ていきます。

まずはコンテンツの長さです。

シーズンにもよりますが、1話あたり30分~40分程度です。

シーズン4までは各シーズン8話で形成されているので、全部見るとしたら320分程度です。

全てをシャドーイングするとなると休憩を挟みながらになると思いますが、話の途中ではBGMのみのシーンもあるので、実際の会話の時間はもう少し短くなります。

純粋に楽しみたいという場合でも、1つのボリュームがこの位であれば勉強の息抜きにはちょうど良いと思います。

次にジャンルですが、出てくる単語は家や家具など、不動産に関する言葉が多く出てきます。

難しい単語もたまにありますが、基本的に簡単な単語が多いので、実際に会話の中で使用する時に、どんな感じになるのかをイメージしやすいと思います。

例えば、ceiling(天井)、master / master room / master bed(主寝室)、fireplace(暖炉)、floor(床・フロア)です。

これらの単語は家紹介のシーンで高確率で出てきます。

不動産がテーマなのでcommission(手数料)listing(一覧・候補)などの単語も良く聞きます。

家の内見時に毎回綺麗な景色・内装に、社員とクライアントは感動します。

その時もcool, nice, great, awesome, insane, incredibleなどの「凄い、信じられない」という表現が沢山出てきます。

もちろんその前後の文章や単語もあるので、毎回人の反応に注意すると、これらの表現の多さに気付きます。

また、人間関係にも焦点を当てているドラマなので、会話表現はかなり勉強になると思います。

しかし、注意したいのはスラングも多く入っているために、作中の日常会話をそのまま現実世界に持ってくると少し危ない気もするので、事前に気になる表現は調べましょう。

個人的に印象に残っているフレーズはこの4つです。

  1. I want to apologize~(私は謝りたい)
  2. You are so sweet.(あなたは優しいですね)
  3. I’m fuming.(私はひどく怒っています)
  4. Good to see you.(お久しぶりですね、また会えましたね)

難しい言い回いでも何でもないですが、3つ目以外はほぼすべての回で聞いていた気がします。

人間関係でトラブルが多く、謝罪をするシーンが多かったのも関係しているとは思いますが…。

基本的に女性が話すシーンが多く聞きやすいですし、「この動詞ここで使えるんだ」「この名詞は副詞にもなるの?」など、字幕を見ていると驚くことが多かったので、普段の教科書とは違った表現が勉強出来ます。

この様な表現は自分が使えなくても、知っているだけで相手の話の理解度が大きく増すので、私はスラング等は自信がないのであまり使いませんが、相手の言っている事を理解しやすくなる点ではメリットが大きいです。

特にネイティブの方は当たり前の様に使っているので、ドラマで聞いたセリフを日常会話で聞くこともあります。

最後に

映画やドラマを使った英語の勉強法は反対派でしたが、いざやってみると教科書を全然違う表現が多くて、留学中の身としてはより参考になります。

全ての言葉がそのまま日常に使えるわけではありませんが、知識として知っておくのは悪くないと思います。

勉強の息抜きにもちょうどよく、ストーリーが好きだと更に頭に入ってきやすいです。

今までも海外ドラマを見てきましたが、この「英語学習」という目線で見たことが無かったので、今後見るドラマが楽しみです。

また何か見たらレビュー投稿をしたいと思います。

今回もここまで読んでいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

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