今回の記事では海外でバイトを探す際に必要な、レジュメの作成の仕方を解説していきます。
また実際に面接で聞かれる事や、バイトの探し方も合わせて紹介します。
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カナダのバイト探しについて
![](https://wp-yukiblog.com/wp-content/uploads/2021/12/saulo-mohana-wNz7_5EvUWU-unsplash.jpg)
バイトの探し方は大きく分けるとこの3つになります。
- 友達の紹介
- Indeedやネットの求人
- 直接歩いて探す
1つ目は友達に紹介してもらうパターンで、個人的にはこれが1番良いと思っています。
良い所もダメな所も、情報が信用出来る人から得られるので、情報の信憑性が高くなります。
それに誰かが抜ける際に、新しく入る人がいるというパターンはお店も好都合です。
探す手間が省けて、友達を通じて自分の事を紹介してもらえます。
このパターンでないと「良いバイト先に巡り合えない」という訳ではありませんが、1から探すよりは手軽で、確率が高くなります。
2つ目はIndeedやネットの求人です。
日本でIndeedと聞くと「転職」の印象が個人的に強かったですが、こちらではバイトも転職もこのサイトに多く情報が集まっています。
使い方としては簡単で、「キーワード検索」が出来るので、カフェ、レストランなど気になるキーワードを入れて検索するだけです。
1つ注意したいのが、カナダ・バンクーバー専用のサイトでは無い為に、アメリカやトロントの情報も載っています。(特にレビュー欄)
チェーン店など、多展開している業種は住所等を確認して下さい。
私はレビュー欄でリアルな情報を見ようと思っていましたが、レビューが古く、更に国をまたいで別の店舗の話をしている場合もあるので、バンクーバーの店舗の情報を探すのは難しかったです。
ここで見つけると、そのままオンラインで申し込みが出来ます。
返信はIndeed内のチャット機能、もしくはレジュメに書いてある連絡先に直接来ます。
まだレジュメを配り始めて1週間くらいですが、ほとんどはメールでのやりとりをしています。
3つ目は歩いて探すです。
原始的な方法ですが、Indeedには見きれない程情報があるので、実際に出向いてしまった方が立地や雰囲気を感じやすいと思います。
友達も言っていましたが、「メールとお店に来る人だったらどっちを雇う?」と聞かれた時に納得しました。
ただ、全てを歩いて探す必要は無く、どこかに行くついで、面接に行く途中でたまたま見つける位の感覚で十分です。
実際に私は初めてレジュメ配りをした日は10件回りましたが、元々予定をしていたのは4件で、他の6件は道中で見つけて配りました。
お店の雰囲気やどのくらい人が入っているかなどが見れるので、情報収集には向いていると思いました。
レジュメ作成について
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次はレジュメの紹介です。
これが実際に使用していたレジュメとカバーレターになります。
【レジュメ】
![](https://wp-yukiblog.com/wp-content/uploads/2021/12/5084232948dbf9c371dadf6a5528ea39.png)
【カバーレター】
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こちらから上記のワードのデータがダウンロード出来ます↓
カバーレターは履歴書と別に、よりやる気を、自分の魅力を伝える役割があります。
日本の履歴書で例えるなら、自己PR欄だけが別の紙になっているイメージです。(履歴書は経歴・スキル重視の内容)
カバーレターは必須では無いですが、周りの人が渡していたので、私もそれを真似して配っていました。
実際の効果は分かりませんが、職種によってはカバーレターも重視する事があるみたいなので、経験だと思って作成して良いと思います。
職種によって志望動機を変える場合は、このカバーレターの内容を変えれば良いと思います。
レジュメは自分のやる気と経歴を長文で書くよりも、「いつ働ける」「これをやっていたからこれが出来る」などを簡潔に書く意識でした。
ネットで「レジュメ 書き方」と検索すると「自己アピールが大事」「自分の魅力を最大限伝える物」という様な記事をよく見かけて、長文で書いているパターンが多くありました。
実際はそこまでレジュメのクオリティを追求しなくても面接をゲット出来るので、相手も読みやすいようにシンプル・箇条書きにするのも1つの有効策です。
今回気を付けた点はこれらになります。
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その中でも「シフトに入れる日を書く」のは絶対です。
私は最初ここに自分のビザの情報を書いていましたが、最初の3件くらいで必ずそれを聞かれたので途中で修正しました。
その際にパートタイムなのかフルタイムなのかも忘れないで下さい。
雇う側は「いつ働けて、週に何時間働けるのか」を1番気にします。
また、日本の職歴の名前を詳細に書く必要はありません。
例えば会社であれば企業名は不要、居酒屋なら「Japanese restaurant」、旅館なら「Hotel」など1番簡単な単語を使って表現すれば大丈夫です。
どんな仕事でも「掃除が出来ます」は書いておきましょう。
これがあるか無いかで、だいぶ印象が違うみたいです。
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3HRA17+BWOVM+35VG+5ZEMP)
実際にレジュメを配ってみて
![](https://wp-yukiblog.com/wp-content/uploads/2021/12/sebastian-herrmann-NbtIDoFKGO8-unsplash.jpg)
今の段階で「レジュメを配ったところ(店舗・ネット合わせて)からの返信率」は約40%です。
これが高いのか低いのか分かりませんが、0%ではないので良いと思っています。
実際にお店の前を歩いていると「We are hiring」という「バイト募集中」のポスターや看板を見ます。
そういう所にレジュメを持っていっても、結局連絡が来なかったりもします。
その原因はレジュメにあるのか、応募者が多いのか、見られていないのか分かりませんが、それが掲示されているから100%採用されるわけでもなさそうです。
レジュメ配りは日本で例えるなら、スーパー・コンビニ、駅周辺の居酒屋に自分の履歴書を渡すのと同じ感覚です。
実際のレジュメ渡しはこんな流れです。
- お店に入り、「Is there a manager?」(マネージャーいますか?)と聞きます
- マネージャーがいればレジュメを渡し、いなければその人に渡します
- 私は「I would like to drop off my resume.」(レジュメを置いていきたいです)と言っていました
- 相手に受けとってもらって終了です
相手も忙しい時があるので、レジュメを見せたら何となく空気を察して受け取ってくれた事もあります。
基本的にこれを繰り返してレジュメを配っていきます。
実際に面接も何件かしましたが、ネットで見る情報と違う場合があります。
- 閉店時間と帰れる時間の違い
- チップについて
- 時給について
大きくまとめると3つで、私も1番困っていたのは「時間」です。
閉店時間から30分~1時間は、片付けがあるから帰れないというのは分かりますが、日によっては日付をまたぐこともあり、それが朝の2,3時までなど。
時給もネットには「チップがあるとこのくらいになりそう」という値段を書いている場合があります。
例えば本当は「時給1,600円」なのに、チップがあると仮定して「時給1,900円」と書いている場合があります。
Indeedに載っている情報と違う事があるので、時間とお金は面接で絶対に確認しましょう。
面接も日本の面接と雰囲気が違い、私は基本的に立っていて、立ち話の様な感覚でマネージャーと話していました。
良くも悪くも海外という感じですが、「そこまでレジュメは大事にされていないのかな?」という印象も受けました。
日本の様に椅子に座って、面と向かって話すのとは少し違い、相手が事前に渡したレジュメを持っていない場合もあります。
また、面接で聞かれる事はこれが多かったです。
- いつ働ける?いつから働ける?
- 学生?
- ここで何ができる?経験ある?
- 休日は何してるの?
面接時間も10分前後というパターンが多く、大抵のパターンで「いつから来れる?何時から何時まで働ける?」みたいな話になります。
携帯でカレンダーと自分の働ける時間をまとめた物、レジュメなどを用意して話すと良いと思います。
最後に
人生初の海外でのバイト探しで、始める前はGoogleで検索して情報を集めていましたが、特にレジュメ・カバーレターのフォーマットは友達など身近な人を参考にした方が良さそうです。
ネットは必ずしも最新の情報があるわけではなく、自分の滞在している国や地域に適しているかどうかも怪しい時があります。
友達で先にバイトを見つけている人がいたらその人に聞いてみるのが1番です。
レジュメを配り歩くのも最初は緊張すると思いますが、やり取りは上記の様な時もあるので、1軒目さえ行ってしまえば後は慣れてきます。
この記事が役に立てば幸いです。
今回もここまで読んで頂きありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。