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【カナダ留学】ネイティブや外国の友達を作るには?そもそも出会い方は?自分の体験を紹介!




今回は留学先でのネイティブと出会う、友達になる為の「出会い方」に焦点をあてて書いています。

「ネイティブや外国人と出会うのはハードルが高い」「そもそも友達になりたい理由は?」など意見もありますが、ここではその「出会う環境」に注目してみます。

留学して数人のネイティブと出会った私の体験から書いています。

Contents

ネイティブの友達が出来ると思っていた留学前

留学の渡航前のイメージと、渡航してからのイメージのギャップは誰もが感じると思います。

それは良い事もあれば、悪い事もありと人それぞれになりますが、「ネイティブと出会う」というのもその1つになっている事が多いのではないでしょうか。

私はそうで、留学に行けば自然とネイティブと喋れる機会が沢山あると思っていました。

もちろん日本を出るので、日本と比べたらその可能性ははるかに高いです。では実際「ネイティブと話す機会」は毎日1分でも10分でも100%あるでしょうか?

私の考えるネイティブとどうしたら出会えるのかは後半に書くので、そちらもご覧ください。

まず渡航前の私のイメージです。

  • ホストファミリーはネイティブだから毎日話せる
  • シェアハウスのオーナー、ルームメイトはネイティブ
  • 自分が行く先のコミュニティにネイティブがいる

大きくはこの3つです。では実際どうだったでしょうか。

まずホストファミリーはフィリピン出身の家族でした。

とても優しい方々で、現地でも人伝えで留学生を紹介されるほどの評判で、実際2ヶ月お世話になりましたが、人生初めての留学で人に恵まれたなと今でも思います。

ホームステイの生活の様子はこちらの記事にもあるので、是非読んでみて下さい。

家族の子供はカナダで育っているのでネイティブでしたが、この家のホームステイのシステム上、家族との交流はあまりありませんでした。

たまに家の中で出会うくらいで「自分の英語を訂正してくれるほどの距離感」で話した事は無かったです。

次に現在のシェアハウスです。

オーナーはマレーシア出身で、ハウスメイトは日本人です。

これに関しては自分で「英語環境」より「生活環境」を優先した結果なので、その優先順位を変えて家を選べば、「家を完全な英語環境にする」のは可能だと思います。

最後の自分のコミュニティです。今所属しているコミュニティは学校、バイト先、英語クラス、友達になります。

学校は現地の大学ではなく、ネイティブが行く学校ではありません。

また英語クラスと友達の中にもネイティブはいなくて、バイト先だけは他の従業員が90%ネイティブです。

ここで自分で選べた環境は「学校」と「バイト先」です。

もちろん現地の学生も行くような学校であれば、そこでの出会いがある可能性は高いです。
※そこでも交友関係構築も簡単ではないと聞きますが…。

私はプログラミング関係の勉強をしたかったので、「留学生を対象としている学校」を選んでいきました。

バイト先は自分で選ぶことが出来たので、「数打てば当たる方式」に近かったですが「英語環境」を求めました。

このように自分で選べる環境次第で「ネイティブと出会える確率」は大きく変わります。

「海外に行けば必然的にその確率は上がって、ネイティブと共に生活を送れる」と思っていた自分のイメージは、渡航前から既に間違っていたという事になります。

これらが渡航前のイメージと、渡航後に分かった事になります。

実際にネイティブと出会ったタイミング

そんな自分も数少ないですが、ネイティブと出会う機会がありました。大きく分けるとこうなります。

  • 友達の紹介
  • バイト先
  • ミートアップ等へ参加

ここではレストランやお店等で店員さんと会話するというのは除きます。

また外出先でふと誰かに話しかけられる、公園等に行ってそこにいる人と偶然話すなどの予測不可能な事例も省きます。

まず友達の紹介ですが、これも2つあります。

1つ目はホームステイ時代のブラジル出身の友達が、引越しをした先でネイティブと一緒に住んでいるので、その人を紹介してもらいました。

時間がある時には遊びに行くので、家に行くと自然といる感じです。

次にそのブラジル出身の友達含めて複数人で遊んでいる時に、ふと1人がバスの中で1人の男性と意気投合しました。

彼はカナダ人で、同じバス停を降りた後に飲みに行く事になり、今でもたまにそのメンバーで会う様な関係です。

2つ目はバイト先です。

これは自ら「英語環境」を望んでいたので、俗に言う日本食レストラン等以外で探していました。

そして働き始めてもそうですが、従業員のほとんどはネイティブで、「親が違う国出身だけどカナダで育った人」も一定数います。
※そう考えると「親も自分もカナダで育ったという方」と出会った回数は少ないかもしれません

たまたまバイト先に日本人が自分含めて2人しかいなくて、その方ともシフトの関係で会う事は無いので、バイトの時は必然的に「日本人は1人」という環境です。

これは別の記事にもしますが、「英語環境」で働くのもそれなりに大変な事があり、「大変だと感じる原因は英語だけでない」というのが大きなポイントになると思います。

プライベートで遊ぶほどの関係性になれるかは自分と相手の相性次第でしょうが、ネイティブと関わる機会としては一番の環境になっています。

最後にミートアップです。

これは渡航前から留学経験のある友達から勧められていた手段です。アプリの紹介はこちらの記事もどうぞ。

簡単に言ってしまえば「カードゲームをします」「言語学習をします」「テニス、ゴルフ、サッカー、バスケなどのスポーツをします」などのコミュニティを作れるアプリで、そこで自分の興味のあるコミュニティに参加して同じ趣味を持つ人と交流をするという流れです。

他のサイトですがこちらも参考になります↓

手軽に外国人の友達を作る方法!「Meetup」アプリを使って現地の友達を作ってみた!

留学生でこれも利用している人も多く、コミュニティ側も「趣味さえ合えばだれでもどうぞ」という姿勢の所が多い印象で、そこに「現地人しかダメ」という境界線はあまり感じません。
※そう設定している少数派のグループもありますが多くはありません。

ここでは興味のあるコミュニティに参加すれば高確率でネイティブと出会えます。

私も何度かこれに参加して、色々な人に出会ってきました。カナダに来てからこの記事を書くまでのネイティブとの出会い方を大きく分けるとこうなります。

最初にも書いていますが、選ぶ環境次第で大きく変わるので環境選択は結果に大きく作用します。

どうやってネイティブと出会う環境を作るのか

では、どうしたらネイティブと出会えるでしょうか。

僕にミートアップを紹介してくれた友達は、過去にオーストラリアとカナダに1年ずつワーホリで渡航していました。

彼は語学学校、バイト、ボランティア活動に参加して、それなりに自分で人間関係を形成していたと思います。また、バーやクラブに行って交流を作るのも大事だと言っていました。

確かに私のこれまでの行動にそれはありません。理由は「コロナによる規制」「私自身それが好きではない」の2つです。

まず1つ目の理由ですが、「留学中の人脈作りは自分から積極的に行動する」「待っているだけでは誰も寄ってこない」という意見を発信する人がいます。

もちろんそれは正しく、新たな人脈を作るには、新しい環境に自ら飛び込む必要があります。

ですが近年流行しているコロナやオミクロンなどの感染症により、「人との距離を保ちましょう」「なるべく集まらない様に」とうい考え方もあります。

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これに関しては文化の違い、ワクチンを接種するかしないかなどの問題があり、範囲が広すぎる話になるのでこの程度で考えます。

私の感覚では少なくとも2020年1月頃から世界的に流行し、それから人の心理としては「集団を避ける」「誰かと集まりたいけどコロナが…」と考える人が多くなった気がします。

実際私も日本で友達から飲み会に誘われても「家族に感染させたらいけない」と考えることもあり断わっていた事があります。

つまりは留学生としては「新しい環境、人に出会いたい」と考えていても、タイミングの問題で、中には「あまり人と接触したくないと考える人」も多くなってきている事から、その環境や人との出会いのハードルが上がっている面もあります。

その心理が大きくなり、例えばカナダでも、とあるミートアップグループの活動がオンラインになったり、集まる回数が減ったりなどの影響もあったそうです。
※これはカードゲームで遊ぶミートアップに参加した時に聞いた話です。

2つ目の理由の「私はクラブやバーが好きではない」ですが、今年26歳になっても好きになれません。

これが好きな方は、色々な規制が解除された後に、この環境に飛び込んで新たな関係を築くというのが可能かもしれませんが、私はあまり前向きになれないのが正直なところです。

個人の好みになると思うので、得意な方はここで新たな人間関係を形成出来ると思います。

こう考えていくと、ある程度強制的に人が集まる場所として「学校やバイト先」は大きな軸になると思います。

私の様に大学ではなく留学生対象の専門学校や語学学校に行くという方であれば、バイト先や家を英語環境にしてみるというのが「ある程度選べる、ネイティブと出会えるかもしれない環境」ではないでしょうか。

もちろん人との出会い方は多岐に渡るのでここで全てをカバーしてはいませんが、「自分で作れる基礎環境」があると心強いです。

例えば私であればバイト先が英語環境で、たとえバーやクラブに挑戦しなくても自分が出勤する時は少なくとも交流が出来ますし、「最低限」は形成出来ます。

その中で「バーやクラブに挑戦してみる」「他のコミュニティに参加してみる」という行動が出来れば、それはプラスの可能性しか秘めていないので挑戦しやすくなります。

渡航前でも渡航後でもこの「基礎環境の選択」が出来れば、「留学中にネイティブと交流出来る機会」が出来る可能性は大きくなります。

最後に

これらの体験談はほんの一例にしか過ぎず、周りでも多くのネイティブと出会っている方もいれば、全くそれが無いという方もいます。

特にこれ関連の話でよく聞くのは「英語を勉強する為に友達になるのはおかしい」という意見です。

これは正しく「利用する為に作る人間関係」の様な聞こえ方をしてしまう可能性もあります。

同じ趣味、価値感が似ているなどであれば必然的にそれも付いてくるとは思いますが、それを前面に出していると難しいかもしれませんね。

私も「日本語を勉強したいからあなたと友達になりたい」と言われたら、よほどの大金持ちを除いて「この人と仲良くしたい」とは思いません。

海外の人と日本人は考え方は違うとも言われていますが、根本のところは人間似ていると思います。

それでも「出会う確率を上げる為の環境」はある程度自分でコントロール出来るので、まずはそこを整備していくのも、「ネイティブの友達を作る」第一歩にはなるのではないでしょうか。

この記事が参考になれば幸いです。

今回も読んでいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

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