いざ退職するとなっても
「有休消化」という問題があります。
有休はなるべく消化したいですよね?
今回は僕が退職前に実践した、3つのコツを書いていきます。
どれも当たり前な事で
早め早めの準備が大切です!
少しでも有休取得の確率を上げる為に
これらが参考になれば幸いです。
Contents
初めに
- 営業職
- 社歴3年(4年目で退職)
- 部署内の人の入れ替わりは多くない
- 若手も少ない
- 有休消化の制度ありだが、未使用分の現金化はされない
僕の簡単な紹介はコチラになります。
僕の会社では余った分の有休は現金にならずに消えていきます。
取得した方が間違いなく得です。
僕の場合は30日程度ありましたが、全部は消化出来ませんでした。
消化率は6.7割だったと思います。
現金化されるのであればまた話は変わりますが、今回はこのパターンでした事を書いていきます。
①上司に半年前から報告
これがまず鉄板で大前提です。
会社によっては退職の1ヶ月前に申告など決まりはありますが、そんなスケジュールで辞められた人を見たことありません。
※あくまで僕がいた会社です
法的手段を取れば可能かもしれませんが
それをする労力を考えると非現実的な気もします。
そうなるとこちらが早く報告するしかありません。相談でも良いと思います。
僕の場合は退職したい日程が決まっていたので、相談を通り越して報告になっていたイメージです。
会社の規則と現場の空気感のバランスを考えておきましょう。
②引継ぎ準備は退職相談前から開始
引継ぎと言っても職種によってやり方が違います。今回は営業職の引継ぎ準備を書いていきます。
まず顧客情報の整理です。
これは日頃の業務の中でも活用出来る、随時更新可能なデータを作成します。
僕は留学に行きたいと思ったのが
退職日の約1年前だったのでその時から作り始めました。
それまでもデータはありましたが
抜け漏れの確認
誰が見ても分かるような内容を意識
して再度作成を始めました。
作成したデータの更新は、退職する1,2ケ月前まで良いと思います。
そうやって資料を作ると、より仕事も進めやすくなり一石二鳥でした。
次に不要な物を捨てていきます。
これは半年前からでいいと思いますが、デスク周り、ロッカー、倉庫、デスクトップなど廃棄する物は早めに処分します。
退職する月でいいやと思っていると、思ったよりも時間が無く、最後の最後まで落ち着きません。
顧客情報と合わせて身の回りの片づけを計画的に行いましょう。
③退職前から有休を使用
これは最後にまとめてではなくて、報告した時から徐々に使う方法です。
僕の場合はお金にも変わらなかったので、なるべく残さないようにと考えていました。
その為に上司に報告をしてから、少しずつ取得を開始しました。
あまり有休を取得しやすい環境では無かったので、言った後の方が取りやすかったです。
最後に使いたい日数と、予備に5~10日ほど残して、その残りを全部引継ぎ前に消化する予定を立てました。
途中体調を崩した時を考えてある程度は残しておきます
全部消化出来るのが理想ですが、そう上手くいく事も期待していませんでした。
実際はどうだったか
実際の消化率は6.7割でした。
取引先への挨拶・後任の紹介で出向かないといけなくて、その移動スケジュールを組むのが大変でした。
こちらの予定通りにはならないので、その分の日数はしょうがないと割り切りました。
でも最終出勤日は予定通りで、そこは良かった点です。
特に顧客情報の整理を早くしていたのが、効果的だったと思います。
引継ぎ時は後任を連れて運転や移動ばかりしていたので、PCを触る余裕がありませんでした。
退職前にやろうと考えていたら恐ろしかったと思います。
それでも途中修正をしたり、手を加えたので、ある程度ベースは完成させておくべきだと感じました。
日頃の業務でも使えると考えると、早くから準備をして損は無いと思います。
またリモートワーク推奨という事で、営業は直行直帰が基本となり、オフィスに帰る回数もほとんどありませんでした。
その為ロッカーやデスク周りの整理も早くからやっていて正解でした。
退職に伴う社内申請もあるので、なるべくやる事を少なくして引継ぎ期間を迎えましょう。
最後に
この3つの事を余裕を持ってやっていても、有休を全部使う事は出来ませんでした。
少しでもその確率を上げる為に、早めに準備に取り掛かる事が大事です。
日頃からコツコツ進めていきましょう。
何よりも上司への報告は早めに済ませましょう。相手にもその気があると意識させるのも必要な事です。
退職前は思わぬことに時間を取られます。
ギリギリになって予定していた有休を削る事が無いようにしたいですね。
今回も読んで頂きありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。