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退職して半年経ったタイミングで振り返る、自分が働いていた時間~社会人2年目編~




今回の記事は自分の社会時代2年目を振り返って、「後悔やこんな失敗をしました」「やり直せるならこうしたいです」の視点で書いています。

留学に来て約半年経ち、この記事で過去の思い出に区切りを付けたくて書きました。

詳細までは書けない部分もありますが、今働いている方、これから働く方など様々な人に見てもらって、1つでも共感してもらえるポイントがあれば嬉しいです。

Contents

2年目にあった事(箇条書き)

社会人2年目にあった事をまとめるとこんな感じになります。

  • 顧客や社内の人間関係で失敗する
  • 怪しいセミナー(環境系)に誘われる
  • トライアスロンを始める
  • ブランド品が欲しくなる
  • 色々なダイエットを始めてみる
  • ドラムを始める
  • 平日・休日に友達と遊ぶことが少なくなる
  • 車に興味を持ち始める(特にスポーツカー)
  • 日経新聞を読み始める
  • 髭脱毛を始める(レーザーフラッシュ系)
  • 空気を読むカラオケを覚える(会社の人と行く時)
  • ハイボールの味と良さを覚える
  • オーダースーツを作る

全てを振り返ると長くなってしまうので、いくつかピックアップして書いていきます。

それにしても1年目に負けないくらいの項目があって驚いています。

忘れている事もあるので、わりと濃い2年目を送っていたなと思います。

「慣れ」を感じ始めたてきた年で、あまり思い出したくない失敗を重ねた、そんな2年目でした。

顧客や社内との人間関係で失敗する

2年目になると後輩も出来て、社会人として先輩になると思っていましたが、直属の後輩はいなかったので、部署では一番下のままでした。

仕事、会社の雰囲気にも慣れ、特に社内の人間関係、暗黙のルールなども分かってきて、1年目に比べると分かる事・出来る事は多くなりました。

それでも2年目の最大の課題は、別の支社の人との関わり方でした。

もちろん1年もいれば名前くらいは分かる人はいましたが、それでも直接会う機会が無かったりしたので、親しみやすさなどを感じるのは難しかったです。

基本的に電話越しでのやり取りで、一度も会わない人もいる中で、2年目の1番大きな失敗が訪れたと思います。

結論から言うと私が悪く、相手の方には申し訳なかったと今でも思います。

事の発端は、社内で新規企画の準備をしている時に、全社員が同じ仕事をするというタイミングでした。

その時、私のお客さんの1人が連絡が遅くなり、私の所だけ進捗が少し遅くなっていました。

他の方は既に終えたりしていたので、全体の進行に関わると思い、少し焦ってもいました。

そしてその連絡を待っている間に、私が普段連絡を取り合っている人との会話の中で、「こっち(別の支社)も遅れている人いるよ」という情報を聞きました。

真意は定かではありませんでしたが、そこで大きくホッとしたのを覚えています。

そして最後のお客さんから連絡をもらい、全ての情報を報告したところ、それをまとめている別の支社の人から「遅くない?」と言われました。

もちろん遅かったのは事実ですし、こちらに非がありますが、当時の私はその言葉を真に受けて「いや、そちらにも遅れている人がいますよね」みたいな事を言い始め、少し電話越しに口論になりました。

そこで何も気にせず折れていれば良かったのですが、それが出来ず、その方との関係性は良くない方向に行きました。

そして更に最悪だったのが、その方は支社の中でも取りまとめを多く行う方だったので、巨大な敵を自ら作ってしまった始末です。

その後当時の上司にも間に入ってもらい、電話越しでしたが謝罪をし(後に会った際にも謝りました)、何とかなったと思いましたが、仕事のやり辛さを生んでしまったと思います。

人から聞く社内の噂というのは鵜呑みにせず、表面上は聞いていても、100%信用しなくて良いと思いました。

そもそも本当に大事な話はコソコソしないで伝えてもらえますし、自分の性格上、そういう情報を信じやすかったので、今でも思う大きな反省点です。

空気を読むカラオケを覚える(会社の人と行く時)

前の話しとは大きく変わりますが、実はこれも密かに抱えていた悩みでした。

こちらの記事もどうぞ。

会社カラオケが盛り上がる!新入社員におすすめ忘年会・新年会の無難な選曲 2021年11月

今はコロナもあり、この類の習慣は見直されつつあると思いますが、上司や会社の人と行くカラオケほどあれこれ考える物は無いと思います。

まず入店する前からですが、仕事終わりの飲みの途中で、「何となく行きそうだな」という雰囲気を感じ取り、コッソリと近くのカラオケを調べます。

そしていざ行くとなった時には、既に出来上がっている人達を誘導しながら、先にカウンターに行き部屋を確保します。

既に他にも似たような状況の人達でいっぱいになっているので、少し待つもしくは他の店を探すという流れになります。

幸いにも「長く待たされた後に、店を変えた」という経験は無かったので、少し待った後に入店出来ていました。

ここで「入れません」となった時の空気感は想像するだけでも怖いですが、友達と違って、「他を探しに行こっ!」とは気軽に言えないのですぐ調べていたと思います。

カラオケ同士が近くに店を構ている事が多いので、大きく心配する必要は無いと思いますが、もし同じ状況に戻るのであれば、事前に「調べますね」などと宣言をして、2.,3店舗確認しておく方がベターだと思います。

入店までも気を使いながら、最大の問題はカラオケの1曲目です。

大体は「新人いけ!」とか「若手から」とか言われます。

たまに歌の好きな人が歌ってくれる事もあるので、その時はその後に控えておきます。

個人的には1番手を任された時の1曲目が一番緊張しました。

上手く歌えるかというよりも、「選曲」を気にしていました。

例えば友達とカラオケに行くと好きな歌を入れて歌いますが、この場面ではそうもいきません。

自分が楽しむというよりかは、一緒にいる人達が楽しめるようにという意識が大きくなってしまいます。

個人的にはバンド系の音楽が好きなので、本音を言えば歌いたいですがそこは我慢します。

しかし、1曲目からゆっくりなバラードなどを入れると、場の空気が静まりますので、陽気な音楽がベターだと思っていました。

私は1曲目に、RADWIMPSの前前前世や、GLAYの誘惑、嵐のLove so sweetなどを歌っていました。

どうしても上司の世代の曲は馴染みが無く、自分の知っている範囲で「ある程度年齢層関係なく知名度がありそうな曲」として持っていました。

正直、上手いか下手かはどうでもよく、その場の思い切りの良さと、疾走感のある曲を歌い切れば役目としては十分だと思います。

皆さん酔ってますし、カラオケでもお酒の注文は続きます。

その明るく陽気な雰囲気に乗っかって、1番手もしくは自分の1ターン目を乗り切れば大丈夫です。

他の人が歌っていて良いなと思ったのは、「郷ひろみの2億4千万の瞳」や「湘南乃風の睡蓮花」です。

序盤、中盤辺りで持ってくると盛り上がってくれる曲だと思うので、参考になれば幸いです。

女性の方は何を歌っても声が高く、綺麗なので羨ましいなとずっと思っていました。

個人的に避けて正解だったジャンルとしては、歌い慣れていない歌、歌詞が英語の歌、アニソン辺りでしょうか。

プライベートのカラオケで歌っていると楽しいと思う曲はあまり向いていないなと思いました。

あくまで自分が楽しいというよりかは、その場の空気を明るい方に持って行く位の感覚に近いかと。
もちろんゆっくりな曲調でも良いですし、周りの方の酔い具合を見て判断して下さい。

得意な歌や、自信のある歌があるといつ誘われても大丈夫なので、自分で歌える歌を探しておくと便利かもしれませんね。

日経新聞を読み始める

2年目の終わりが近付く2月頃に日経新聞を読み始めました。

その時の詳しい話は別の記事であるので、是非ご覧下さい。

それまで馴染みの無かった新聞を親の勧めで読み始めました。

新聞と聞くと、「今の時代に?」と思うかもしれません。

私もその1人でした。

小学校の頃の宿題や、中学の社会の時間で読んだ程度で、「朝刊を毎朝読む」は経験がありませんでした。

最近ではスマホで調べれば無料のニュースはいくらでも手に入りますし、「わざわざ紙で買う意味は?」と思っていました。

いくら親の勧めだからと言っても、正直最初の2週間は半信半疑で読んでいました。

新聞を読み始めるに辺り決めたルールがありました。それは、

  • 朝刊のみ購入(主にコンビニで)
  • 平日分のみ購入
  • 朝の通勤時間に読む

というルールです。

厳しいルールでも何でもないですが、とにかく「新聞をコンビニで買って、それを通勤時間に読む」をひたすら継続していました。

時間帯によっては電車内も混むので読めない時もありましたが、それも経験の1つだと思います。

面白いのは、通常のルーティンで読めなかった時は、何とかスキマ時間で主要なトピックスを読もうとしていたところです。

もちろん暗記をしていた訳ではありませんが、「理解して体に染みこませる感覚」がありました。

それまで長い文章、活字を避けていた私としては、1つ違う感覚を味わった瞬間でした。

結局は自分の知識、営業中の会話のネタになれば良いかなと思っていたので、「継続」をしたいと思える成果を感じる事が出来たのが大きかったです。

実際に新聞に助けられたと感じた時は、会社で時事ネタについて聞かれた時、初対面の取引先との会話の時です。

やはり社会では友達に話すようなネタを会話の中で使える訳ではないので、共通の話題として使えるところは良かったです。

特に去年はコロナの話題を中心に、各企業、経済、政治、世界情勢などを身近に感じ、理解しやすかったのもあります。

新聞は広げて読む事が出来るので、携帯の画面の大きさとは違い1度に多くの情報を仕入れる事が出来ます。

そこは携帯と違って面白い点だと思います。

何となく苦手意識のあるジャンルでも、少しでも興味をそそられるようなワードがあれば思わぬ角度からその記事を読めます。

自分の仕事を大きく変えた事では無かったですが、自分の将来像を考える際に材料となる情報を多く入手出来た事が大きなメリットでした。

過去の自分に向けたアドバイス

2年目の自分にアドバイスが出来るとしたら、これになります。

  • 会社の事を知った気になるな!
  • 目上の人にいちいち反論するな!(責任逃れになりそうな事は口にしない)
  • もっと本を読んでおけ!(新聞では足りない)
  • 1人で出来る趣味をもっと見つけておけ!

今では「慣れ」から来るミスは多かったと思います。

幸いにも大きな失敗を繰り返すことは無かったですが、その分自分の中で「やってしまった感」が強かった事件でもありました。

実際その後の仕事にも支障が出ていたので、一生忘れないミスだと思います。

社内の噂や、人伝えに聞いた話は100%信用しない方が吉ですね。

また、2年目になると1年目より高校・大学の友達と遊ぶことが減りました。

誘ってみるのが気まずく感じたり、誘いの連絡は待っていても来ない事はよくありました。

毎週末が完全に休みという訳ではありませんでしたが、もっと1人でも出来る趣味を探すべきだったと感じます。(カナダは雨が多いので)

直属の後輩がいなかった事も大きく、人として何か成長出来た機会を逃した気もします。

ひとまず人間関係のトラブルはそれ以外にも大なり小なりトラブルを作るので、今後の人生では気を付けよう思いました。

最後に

振り返れば、中高大とそれぞれの2年目で何かしら苦い思い出があります。

意識して無くてもこの「慣れ」が感じさせる意識・行動の変化は大きいと思います。

今の留学もそうですが、来年、再来年と日が経っていくにつれてどこかでそれを感じる事はあると思うので、気を引き締めて頑張ります。

それ以外にも自分にお金を使う事も増えて、今考えれば無駄な事も多かったかなと思います。

買い物の頻度は減ったとしても単価が上がったりしていたので、物事の「価値」を考えて買い物が出来ていたかは分かりません。

この留学期間でそのような「価値観」も新しい事を吸収出来れば良いと思います。

今回もここまで読んでいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

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