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退職して半年経ったタイミングで振り返る、自分が働いていた時間~社会人1年目編~




今回の記事は自分の社会時代1年目を振り返って、「後悔やこんな失敗をしました」「やり直せるならこうしたいです」の視点で書いています。

留学に来て約半年経ち、この記事で過去の思い出に区切りを付けたくて書きました。

詳細までは書けない部分もありますが、今働いている方、これから働く方など様々な人に見てもらって、1つでも共感してもらえるポイントがあれば嬉しいです。

Contents

1年目にあった事(箇条書き)

社会人1年目にあった事をまとめるとこんな感じになります。

  • 大学生→会社員への心の変化
  • 新入社員として仕事のスタート
  • 車(社用車)に乗り始めた
  • 早起きになった
  • スーツがカッコいいと思い始めた
  • 髪型を変えた
  • 小銭貯金が本格的にスタート
  • 自分用のデスクトップを買った
  • 自分が世界で1番忙しいと思っていた
  • 仕事とプライベートを分けるのが大変だった
  • ゴルフ用品を一通り買う(パタークラブ以外)
  • お酒の席での立ち回りを覚える

全ての思い出を振り返ると書ききれないので、3つに絞ってそれぞれを書いていきます。

こうやって書いてみても細かい事から大きな事まで色々あったなと思います。

大学生→会社員への心の変化

就活が終わり、「4月から社会人だ」と、ふと卒業旅行で行っていたグアムのビーチで考えていました。

正直、「社会人になる」「社会で働く」というイメージは全く出来ず、「スーツを着て会社に行くのだろう」くらいにしか思っていませんでした。

そのタイミングでは既に就活でスーツを着て、色々な会社に行っていたので、もうそれには慣れていましたが、父親を思い出しても「社会人になる」を言葉で説明するのは難しかったです。

こんな記事を読んでいた気もします↓

新人がぶつかりやすい4つの壁

そしていざ4月1日を迎えると、入社式から始まり、新入社員研修で本社、支店、それこそ別の地方に行ったり、会社のあれこれを体験しました。

全て初めての事で、その場その場では新鮮に感じつつも、少しずつ気付かないストレスも同時に抱えていました。

一番ストレスに感じていたのは、自分と社会の心の距離感です。具体的に言うと、プライベートと会社の時間のバランスです。

その頃はその区別が難しく、そのような考え方も出来ず、2つが混ざった様な感覚で過ごしていました。

休日には仕事の事で頭がいっぱいで、逆に仕事中でもプライベートの事を考えたりしていて、ハッキリと区別する事が出来ていませんでした。

今思えば序盤から経験も無いのに、バランスよく全てをこなそうとしていたのが不可能でしたが、当時はそこにストレスを感じていました。

やはり大学生という時間が、「自分は好きに時間を使える」という認識を大きくしてしまい、社会に出る事を窮屈に感じさせてしまっていました。

もちろん気持ちの面で落ち着きが無いと、自然と行動や表情にも出て、当時の苦い失敗は全てそれが原因だったと思います。

新しい環境と、自分の今までとのギャップを理解しきれなかったのが大きい理由です。

新入社員として仕事のスタート

今思えば、他の会社の新入社員の方がもっと大変だろうと思います。

幸いにも配属された部署が、大人数という訳では無かったので、人数という物理的な面で救われていた部分もあります。

それでも世間的に新入社員というのは「元気であり、フレッシュで、仕事に対して前向き」というイメージがあるのか、それと同じような事を求められていると勝手に思い込んでいました。

もちろん会社内、社外での「元気さ」は必要です。

営業だったので、明るい雰囲気を持って接する事は大事ですし、プライベートと分けて取り組めないとダメなのは分かっていました。

前述したように、自分と社会のギャップを感じながら、さらに「新入社員という立ち振る舞い」も強く考えてしまい、毎日があっという間に過ぎていきました。

もちろん仕事は全て初めてなので、覚える事が多すぎて苦労したなと思います。

何よりもその会社独自のルール、習慣を覚える・慣れていくのが大変で、今までの経験とのギャップを埋めて理解するのに苦労しました。

例えば「1+1=2」が世間で当たり前であっても、社内では「1+1=3」の場合もあります。

その時に「2では?」と深く考えすぎずに、「それは3」と割り切れるメンタルが必要でした。

また、出会う人全てが初めましての状態というのは、顧客であれ、上司であれ、心身共に自然と疲労が溜まっていきます。

そこに気付かずにいて、無理をすると体を壊すことになるので、もっと「今は出来ないからしょうがない」という心構えを持っても良かったと思います。

新入社員だったからなのか、「何も失敗したくない」という気持ちが強く、変に力が入っていました。

ストレスの原因を勝手に自分で作っているような状況ですが、それすらにも気付かない程、初めての仕事に、会社に没頭していました。

自分が世界で1番忙しいと思っていた

入社して研修期間が終わり、半年過ぎたあたりで営業担当を持つことになりました。

その日から毎日何十人と相手とのやり取りが開始になります。

営業の「大変・忙しい」というのは、他の業種の営業と比べるのは難しいですが、その頃は「世界で一番自分が忙しい」と思い込んでいました。

自分なりに色々な事に配慮して仕事をしていたつもりだったので、精神的にも肉体的にも忙しいと思っていました。

実際に営業の日々が始まると、お客さんへの提案というよりかは、来る要望を1つ1つ処理していたイメージになります。

例えるのであれば、始業時間と共に友達からLINEやインスタのメッセージが来て、それぞれのトークの中で相手の要望に応えていく感じです。

ある友達は買い物を頼んできて、ある友達は課題を手伝って欲しいと言い、またある友達は遊びたいと言っています。

この様な友達の相手を同時に10人位しつつ、就業時間内で他の仕事と共に片付けていきます。

その日にやらねばいけない事もあれば、次の日もしくは別日でも良い要件もあり、それらを判断しつつ、物事の順序を決めていきます。

今だからこのように例えられて、「優先順位」などと言えていますが、1年目の時はそんな心の余裕も無く、例えるならひたすら来るLINEのメッセージに返信をし、その要望に1つ1つ応えていました。

もちろん悪い事では無かったですが、作業効率は全く考えていなかったので、仕事効率・優先順位は何も考えずに相手の要望に応えようとしていました。

メッセージの返信もしつつ、突然来る電話にも対応し、来て欲しいと言われればスケジュールを調整して、多方面から来る要求に従うイメージです。

さらに就業時間のギリギリに連絡をしてくる人もいれば、家に着いた頃にメッセージをしてくる人もいます。

どのタイミングで連絡を返すかは要件次第ですが、就業時間外で作業をしていると、相手に「この時間でも連絡が取れる」と思われてしまうので、そこはハッキリ分けるべきでした。

その点も踏まえて仕事が多いと思っていました。

イメージしていた社会人の忙しさとはかなり違いましたが、これはこれで疲れる作業でした。

過去の自分に向けたアドバイス

1年目の自分にアドバイスが出来るとしたら、これになります。

  • 1年目から何もかも焦るな!
  • プライベートの話は5割くらいにして、本当の事を何でも話すな!
  • とりあえず社内にいる時は常にプラス思考の発言、笑顔で過ごしておけ!
  • そのメール・電話をその日に返す決まりは無いぞ!

自分の性格なのか、「失敗したくない」という思いが強かったのか、完璧主義を目指していたんだと思います。

そこでそんなに焦らなくても社会は、会社は回っていますし、もっと自分の仕事の優先順位に注目して、「効率の良さ」を追求するべきでした。

また、仕事で忙しいのも分かりますが、自分の時間の使い方を見直すべきでした。

ありきたりですが、本を読む、ドキュメンタリーを見る、遠出する(有名な観光名所に行く)、などの行動をもっとするべきでした。

それこそ勉強でも良いですし、1週間に1冊本を読んでも年間で約50冊読めますし、1ヶ月に1冊でも12冊も読めます。

この考え方を持って、プライベートの時間をしっかり使うべきだったと思います。

会社の事は自分1つの意見で変わることは無いので、それよりも自分を磨いていく方が、後に留学や転職と言ったタイミングで活きてきます。

間違っても休日はベッドの上でゴロゴロして、YouTubeやNetflixを漁るような生活はするなと言いたいです。

最後に

その時は「これがベストな行動だ」と思っていても、こうして何年後かに振り返ると無駄だったと思う事がどんどん出てきます。

振り返った時に少しでもそのような事が無いようにしていきたいですが、今の留学期間も終わる頃にはそう思っているかもしれません。

3ヶ月単位くらいで振り返ると良いのかもしれませんね。

私にとって初めての社会経験だったので、特別な年でしたが、こうして書き出してみるとスッキリとする事もあり、この形で振り返ってよかったなと思います。

今の留学も半年単位で振り返りを残していこうと思うので、少しでも無駄を削げるように頑張ります。

振り返りの記事なので、いつもの様な文体と変えてみようと思ったのですが、結局はこの形に落ち着いてしまうところが、自分らしいと思いました。

2年目、3年目の振り返りもあるので、是非そちらも読んでいただける嬉しいです。

今回も読んでいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

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