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【カナダ留学】CICCCのプログラミングコースを受けてみた感想と、仕事探しで就職出来なかった話!




今回は私がCo-op留学(コープ留学)のプログラミングコースで通っていたカレッジ、Cornerstone International Community College of Canada (CICCC) についての記事です。

私が取った Web Development Courses は、HTML/CSS/JavaScriptを中心にReactやNode.jsなどにも触れてフロントエンドディベロッパーやフルスタックディベロッパーとして仕事が探せるように勉強が出来るコースです。

営業からキャリアチェンジを目指してカナダに来ましたが、私は現在プログラマーではなく、仕事探しも失敗したので、その理由も合わせて書いていきます。

Contents

渡航前の計画と実際の授業の感想

渡航前は日本の企業で3年間営業として働いていました。それまでプログラミングを勉強したこともなく、英語も大学2年生以降は全くといった感じでした。その時の計画は「ESLとコープ留学で2年半英語とプログラミングを勉強して、その後の日本での転職に生かそう」でした。

パソコンはエクセルやワード等は仕事でも使用していたので使えましたが、タイピングのブラインドタッチは出来ず、プログラミング言語も「JavaとJavaScriptの違い」すら知らない状態でした。

英語については過去にも書いてますが、TOEIC500点前後の点数だったので、留学エージェントからプログラミングコース前まで5か月のESLを勧められました。過去の記事も貼っておきます。

キャリアチェンジの為にプログラミングと英語を学習しようと思いCICCCのコースを取りました。コープ留学は勉強した後にインターンやパートタイムでの仕事、もしくはフルタイムでの企業への就職が可能で、海外での就業経験を経る、さらにはそのまま現地就職に繋げる、永住権獲得を目指す等を目指せます。

CICCCのサイトはこちらから

私も次第に「プログラミングの仕事をカナダでしたい」「永住権獲得や長期の滞在を目指したい」と思うようになり、勉強していく中でその様な方向性も考え始めました。

授業はすごくよかったと思います。これはあくまでプログラミング素人の感想ですし、自分が授業を受けていた時のクラスメイトも皆授業の内容に満足していたかと言われるとそうではありません。

仕事経験者やすでに学習経験もある人達からすると基礎の基礎といったレベルだそうです。それでも学習の1歩目としては良いと思いましたし、自己学習が欠かせない分野なので、学校の授業と自己学習をどれだけ頑張るかが、その先の就職の可能性を大きくすると思います。

今日現在の詳しいカリキュラムや学校のシステムはホームページで確認してみてください。

仕事探しと失敗した理由は

6+ Tips for Reducing Job Search Anxiety

1年間の座学が終わった後に、コープの就労期間に入るので残りの1年間をプログラマーや、それに関係するような仕事をして経験を積む時間になります。

その1年の間に960時間働かないと卒業資格がもらえないので、座学が終わって卒業ではないのがコープ留学の基本的な形になります。例えば座学期間にレストランでサーバーとして働いていて、座学終了後もそこで働いてもサーバーの仕事はプログラミングと関係がないので「卒業に必要な960時間」としてはカウント出来ません。

CICCCは他の分野のコースもあるので、別のコースにいけばこの例で挙げたレストランのサーバーの仕事も「卒業の為に必要な働く時間」としてカウントが出来る場合があります。

また仮にレストランのサーバーとして働いていたとしても、週に3日は「レストランのウェブサイトを作成してます」などのプログラミングに関係のある業務をしているのであれば、その週3日間を卒業の為の時間にカウントすることが出来ます。

これは大げさな例ですが、必ずしも「プログラマーとして会社に就職する」だけが認められているわけでもないようです。細かい点はホームページや問い合わせで確認してみてください。

座学が終了した後にバンクーバーで仕事を探し始めましたが、まったく面接に進めず、応募の段階で選ばれることはありませんでした。もちろんタイミングや運、自分の経歴や実力不足など様々な要因がありますが、プログラマーとして仕事を見つけることは出来ませんでした。

失敗 / イラストセンター

これは私の感想ですが、バンクーバーにある企業が多く求めていたのは「経験者」で、初心者を求めている会社は少なかった様に感じます。たまに初心者の募集も見ましたが、600人近くの応募があったり、初心者レベルの募集でも「2年以上の経験が必要」などの条件がありました。

また仕事探しも人によっては座学期間からボランティアやパートタイムの仕事を応募していたり、早めに履歴書を作成して準備している人もいました。私は座学が終わってから応募し始めたので、その人達に比べると遅いスタートだったと思います。

私の思う仕事探しが失敗した理由は、「求められているレベルと自分のレベルがかけ離れていた」「自己学習が足りなかった」の2つになると思います。学校に通いながらも別のサイトや学校のオンラインコースで勉強している人もいたので、自己学習の面が足りなかったのかなと思います。

自分の感じた疑問と実際の経験

これは自問自答の様な形で留学前、在学中に感じていた疑問や不安に今の自分が答えていくとしたらこう答えるなという形でまとめました。

  • パソコンが出来ず、プログラミングもやったことないけどコースについていける?

学校に通うことは問題ないと思う。授業の段階でついていけなくて学校を辞めた人もいたし、未経験なのに日々どんどん出来るようになっていた人もいたし、すでに経験がある人もクラスにいたからそういう環境下でも自己学習で補っていくことは可能。

  • パソコンはマック?Windows?

勉強する段階ならどちらでも大丈夫。世界でのシェアがWindowsの方が多く、パソコン本体も安いからWindowsの人もクラスの半分くらいいた。英語のキーボードの方が新しく買うなら先生が教えてくれやすいし、日本語キーボードに拘りがないなら良いと思う。

  • 対面授業?オンライン授業?

授業は両方に対応していて、選択可能だった。個人的には分からないところをすぐ先生に見てもらえる対面の方がよかったかも。直接自分のパソコンで修正してくれたから、初めのうちは対面の方が疑問を解消しやすいかも。

  • 課題は難しい?

授業で教えてくれたことが中心になるから、分からないことは先生に質問できるし、グループワークでも出来る人と一緒になると教えてくれる。完璧なクオリティの課題を提出しなくても大丈夫だから、そこから何を学んだかが大事になってくる。

  • 英語環境は?

授業中は先生の話を聞いていたり、練習問題もプログラミングのコードを書くことが多いから「会話」は少ないかも。他のコースと違って議論しあったり、何かを話し合う機会は多くないから、誰とも喋らないで帰った日もあったかも笑

こんな感じのことを留学前や在学中に感じていたのでまとめました。

まとめ

私は座学が終わった後に約半年仕事探しをしましたが、プログラミングの会社に就職することも、プログラマーとして働くことも出来ませんでした。

では卒業の為にどうしているかというと、今はオフィス系の仕事をしていて、その中の業務に簡単なHTMLの管理とデータベースの管理があるので、それを学校に確認したら「卒業の為の時間としてカウントしていい」となりました。

職場の上司は今後ウェブサイトに触れるような仕事を考えてると言っていましたが、現状はこんな感じです。自分では学校のコースに沿ったキャリアチェンジは失敗だったと思っています。

またプログラミングを勉強して、今の仕事と並行してその機会を探すつもりです。人生の挑戦としては諦めていないので、日本に帰った後にでも使えるような経験と知識を多く蓄えるつもりです。

自分のキャリアチェンジはダメでしたが、学校、先生、クラスメイトはとても良かったです。この学校で勉強したことは今後の人生でしっかり使いたいと思います。またそれも進展があれば更新していきます。

今回も読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

2件のコメント

こうしてリアルな記事を書いて頂けるとすごく参考になります!私もカナダ就職を目指してCICCCやカレッジに通うことを検討しているんですが、実際不安なところはやっぱり費用面……ゆきさんはどのくらい用意されていかれましたか?

コメントありがとうございます!今回の記事が参考になれば幸いです。
留学費用に関してはこちらの記事でまとめているので、よろしければ読んでみてください!
https://wp-yukiblog.com/ryugakuprice-736
多ければ多いほど良いですし、学校やコースによって料金は異なってくるので、支払う前の確認は大事になってくると思います!

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