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【カナダ留学】バンクーバーの地元レストランでのバイトをしてみてのまとめ!お給料、英語環境、仕事内容など!




今回はバンクーバーでレストランのバイトをしていて、それが終わったので振り返りを兼ねて自分の経験をまとめています。

ワーホリや語学留学で来ても多くの人が飲食店で働くと思いますが、カナダのレストランでキッチンとフロアの両方で働いていたので、それについて書いています。

これから探す方の参考になれば幸いですし、留学前は資金をどう作るのか不透明だと思うので、他の記事含めて見てみてください!

Contents

仕事内容(キッチン/フロア)

私は2022年の1月から2023年の7月までダウンタウンにある、ステーキレストランでバイトをしていました。(店名は伏せますが、お店は絞れると思います笑)

バイト探しの経緯や、キッチンでの仕事は前に書いた記事でも触れているのでそちらも読んでみてください!ここでは軽くそれに触れて、他の点にも多く書いていきます。

キッチンの頃はディッシュウォッシャーとして働いて、フロアではバッサーとして働いていました。

私は知らなかったのですが、バッサーとはお客さんのテーブルからお皿を片づけたり、お客さんが帰った後に次のお客さんの為にテーブルセットをセットしたり、綺麗にします。またサーバーの補助でもあるので、簡単に言うとフロアの便利屋さんです。

レストランが開店する前からお店で準備を始めて、閉店後も片づけをする為にほぼ最後まで残ります。私の平均的な勤務時間としては開店前の午後3時頃出勤して、閉店後11時30分前後に帰っていました。

レストランやバイト先によって営業時間が違うので帰れる時間はそれぞれ違いますが、多くの場合レストラン系の仕事の帰りは遅いようなイメージです。

フロアでの仕事内容をまとめると…

  • サーバーの全般的な補助
  • テーブルの方付け・セッティング
  • 食器やカトラリーの準備
  • レストランの冷蔵庫や倉庫の管理
  • 水やナプキンなどお客さんが使用する物の準備

このような感じになります。私のレストランはとにかくやる事が細かく分かれていて、良くも悪くも人手が多くないと大変でした。常にバッサーは3人くらいいたので、その日のメンバーで仕事を分けていました。

サーバーや一緒に働く人によっては仕事のやり方が異なる時や自己流という人もいたので、決まったルールに合わせて、「慣れ」から覚える事も沢山ありました。

また、お客さんからも料理関係、レストランについて(創業の年や店舗数についてなど)、調味料等の追加などテーブル毎に様々な要望があったので、それらに対応する事もそうですが、それら関係の英語を知らないと会話にならない事もありました。

お客さんと話す事が仕事ではありませんでしたが、サービスとして対応する・不明点があれば聞くなどといった基本的なコミュニケーションも仕事としてあったと感じています。英語が下手くそな自分にとっては体を動かしてやる仕事より大変でした…

給料やチップについて

How to Make the Most of Your Cash Right Now? | Morningstar

キッチンで働いていた時は時給17ドルでしたが、バッサーになってからはバンクーバーの最低賃金になりました。

ブリティッシュコロンビア州の最低賃金に関してはコチラ

飲食店のフロア側だと多いみたいですが、時給は最低賃金になって、それにプラスでチップが渡されるイメージです。私も「最低賃金+チップ」という形でお給料をもらう事になりました。

チップはレストラン全体で分けるので、サーバー、バーテンダー、バッサー、キッチンなどそれぞれの部署で決まった割合で分配されていました。

私が受け取っていたチップの最低平均が約60ドルでした。チップはその日の売り上げによって変動するので平均額を出すのも季節によって変わってくるので難しいですが、大体この位は平均してもらっていました。

私のレストランは秋冬が特にお客さんが多くて、春夏はお客さんが減るという傾向にあります。チップもそれに合わせて金額が変動するので、年間で平均すると約60ドルに落ち着きそうな気がします。また、これはバッサーとしてもらっていた金額なので、サーバーやバーテンダーとなるともっと貰っています。

チップの分け方や金額は働くレストランによって全く違うので、あくまで1つの例として考えてもらえると嬉しいです。それでも週に5日働くとまとまったお金にはなっていたので、とても助かりました。

こう書くとすごく魅力に溢れた仕事に思うかもしれませんが、バッサーとして、またサービス業という事で、毎回仕事終わりは死んだように疲れていました。次の日もお昼前まで寝ていた時もあれば、連勤となるとバイトの時間以外に他の事をしたいと思わなくなり、勉強などは手つかずになる事が多かったです。

好きな人には向いているかもしれませんが、私は凄くストレスを感じていて、それは仕事から、自分の将来設計からなど多方面からストレスを抱えていました。お金だけを考えれば良かったかもしれませんが、それ相応の何かを自分から消費していたなと学習しました。

英語面ではどうか

Restaurant Server Job Description

キッチンからフロアに変わったので、英語を話す機会、聞く機会は格段に増えました。

働き始めた当初はそれにも凄く疲れていて、毎回英語ついていかなくて、仕事で体力的にも疲れて、英語で頭も疲れてという感じでした。

サーバーやフロアスタッフの多くはネイティブで、英語が速かったです。もちろんお客さんからもアレコレ言われるので、それを理解してというのも最初は慣れませんでした。またサーバーとのコミュニケーションも静かな所で喋るわけではないので、何回聞き返されたり、理解出来なかったか覚えていないくらいです…

それでも耳にする英語はネイティブの英語なので耳もだんだん慣れてきて、当初よりは理解出来るようになってきました。また同僚はお喋り大好きみたいな人達が多かったので、そのような日常会話も凄く勉強になりました。

バッサーで働いていた同僚は皆ネイティブの10代、20代だったので、自分と同世代の子達、もしくは若い子の英語を聞く事は勉強して聞く英語より生きている気がしてとても勉強になりました。

会話の中で自分の間違った英語に対しては凄く10代らしいというか、素直に「何て言ったの今?」みたいな反応・顔をされてました笑大人は「こいつは英語が母国語じゃないからな」と気を使ってくれる人もいますが、若者の反応は凄くリアルです笑

9,200+ Question Mark Face Stock Photos, Pictures & Royalty-Free Images -  iStock | No face, Anonymous, Question mark head

間違えるたびに正しい英語を教えてもらい、違う言い方等も教えてもらっていました。仕事の会話も何気ない世間話も全てが英語の勉強になっていたので、語学留学とはまた違った環境で英語に触れていました。

日本食レストランではどうかは分かりませんが、疲れる程英語を聞ける・使う環境にいると自然と喋れる様になるというか、会話をする事に慣れてきます。何かを沢山話せるようにはなれませんでしたが、「会話に慣れる」という点ではキッチンで働いていた時よりだいぶ進歩したと思っています。

絶対に地元のお店で働かないと英語の勉強にならないとは思いませんが、なるべく日本人が少なそうなお店を選んで働くと、英語に対して多くの刺激を獲得出来る確率も上がるのかなと思います。特に短期留学で英語に沢山触れて帰りたいという方にとっては、そういった環境に飛び込んでしまうのが1番早いのかなと思います。

まとめ

飲食系でバイトをする事は海外留学だとあるあるかなと思っていたので、自分もそれしか仕事が見つからなくてやっていましたが、終わってみれば良い経験だったと思います。

海外に来たばかりだと、海外で○○していた経験が少ない為に「仕事探し」「バイト探し」が大変に思います。

1度どこかで働いてしまえば次に繋がる経験になるので、知らない業界でも飛び込んでしまったりしても面白いと思います。よほど労働環境や同僚が悪くないのであれば続ける方が、後にシフトの融通や何かと相談しやすくなるので、そこはバランスで考えてみてください。

海外の飲食系で働くメリットはチップがある事だと思うので、なるべく多くチップが獲得出来るお店・ポジションを見つけると良いと思います。

今回も読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

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