会社の車(社用車・営業車)を運転する時は気を使いますよね。
4月に入社した方も、7月頃から社用車に乗る機会があるのではないでしょうか?
そんな社用車を運転する際に意識したいポイントを3つ紹介します。
もちろん大前提は無事故・無違反です。
これに勝るものはありません。
Contents
初めに
まずは僕の在職時の紹介をします。
- 営業職(社用車あり)
- 乗車した車→ヴィッツ、プリウス、ハイエースなど
- 月の平均乗車距離約5,000km
- 首都高含む各高速道路、都内一般道が主なルート
学生時代に免許を取得して、初めての運転は家の駐車場で擦りました。
そのレベルだった僕が在職中は無事故無違反でしたので、その時に意識していたことを書いていきます。
参考になれば幸いです。
余裕を作る
これは運転だけでなくて、他の物事にも共通して言えることです。
運転が決して上手くなく、慣れていなかった僕は、何よりも自分の心に余裕を作る事を意識していました。
主にこんな事です。
- ガソリンの残量が半分以下のタイミングで、道中のスタンドを意識し始める
- 前との車間距離は、前のマフラー(排気口)が目視出来る距離を空ける
- 取引先に行く際は30分前には着くように出発する
これらを意識して焦る要因を1つでも減らす事に注力してました。
例えばガソリンはどうでしょうか?
最近は低燃費の車が多いので、ガソリンランプが点滅してからでの給油でも遅くありません。
しかし、途中で事故などがあり、渋滞・回り道が多くなり、スタンドも探せないとなると、遅れるどころか車が止まります。
実際これは稀ですが、少しでも最悪のケースを想定して、可能な時にすぐ給油する癖を付けていました。
先輩からも「早すぎじゃないか?」と言われましたが、自分で潰せる焦りの要因は1つでも多く無くしておくのがベストです。
事故が起きると責任は全てドライバーに来ます。先輩は庇ってくれません。
目視の徹底
車線変更時にウィンカーを出してから変更をしますが、特にこの時の目視は絶対に欠かさないで下さい。
教習所を出るとなぜかこれが抜けますが、これを徹底するだけで事故のリスクを大幅に減らせます。
基本的に前に向かって走る車が、唯一直進しながら進路をズラす行為です。
高速道路では時速100kmで車線変更をするので、当たればお終いです。
事前にウィンカーを出していても、気付いていない相手は多いです。
そうなるとこちらが確認をするしかありません。
何度もこちらがハンドルを切る直前で、スピードを上げてくる車を見ています。こちらのウィンカーはお構いなしです。
特に都内はタクシーも多く、突然進路を変えてくるので、スピードの出ない下道でも同じくらい注意して下さい。
都内のタクシーは本当に怖いです。しっかり注意して下さい。
相手に理解を求めてもしょうがない事は、
こちらが最大限に注意するしかありません。
自分の車が事故の原因にならないように。
遅れても気にしない
取引先との約束に遅れそうだから急いでいる!
というシーンありますよね。
これは本当に無駄です。
事故の大きな原因です。
僕は詰め詰めのスケジュールにならないようにしていました。
途中で時間が余る分には他の仕事をすればいいので、「これくらい余裕が出来るかな?」と考えながら予定を組んでいました。
仮に途中で交通状態が悪くて、結果遅れてしまってもそれはしょうがないです。
あ、遅れる。位の感覚で済ませます。
後に取引先・上司にはしっかり謝った方がいいですが、交通事故を起こしましたという報告に比べればマシな筈です。
どんなに急いでも5分程度しか変わりません。そこで遅れてしまうのであれば、他の点を見直すべきです。
交通事故を起こさないという安全に勝るものはありません。
意外と世の中自分が何か遅れても回るので安心して下さい。
僕が辞めた後も会社は回っています笑
在職中は
この上記の3つを注意していても、危ない場面もありました。
僕の乗っていた社用車は企業名の入っていないタイプだったので、入っている車に比べれば気軽に乗れていました。
企業名入りの車ですと、何かある度にすぐ会社の名前が目立ってしまいます。
引継ぎ中にも事故に遭遇しました。
信号待ちで並んでいる時に、前の車が突然動き出し、その前の車に当たりました。
ナンバープレートが凹んだ程度でしたが、すぐに警察と救急車が来て、交通整理、現場検証が始まりました。
動き出した車は社名入りなので、すごく目立っていました…
このようにいつ事故に合うかは分かりません。少しでも日々の運転でリスクを減らしていきましょう。
心の余裕を作る事が、事故を起こさない可能性を上げる最大の要因だと思っています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
最低限の交通ルールは前提として、再度気を付けたい点も含め紹介しました。
自分が起こさなくても、貰い事故がありますから、どんなに注意をしても事故の可能性は0には出来ません。
少しでも自分に余裕を作り、安全運転を極めて頂ければなと思います。
最初のうちが一番緊張しますが、その緊張感が薄れていくと事故を起こしやすくなります。
会社員になると社用車の運転は付き物ですが、緊張しながらも余裕を作れる工夫を見つけて頂けると良いかと思います。
今回の記事が参考になれば幸いです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。